CONCEPT

REALISTIC CONTACT

FUJIというバイクがある。 いやバイクではなく、スタイルかもしれない。個性の追求という一点で、FUJIは極端に頑固であり、また極端に自由である。奇抜にも思えるそのルックスは、他者との違いを主張する一方で 様々なシーンを想定して創られたリアルバイクなのである。

日本国内ではシングルスピードのパイオニアとしてストリートを席巻。以降、相次いで自転車人の心をつかむバイクを発表。カラフルでスタイリッシュなスタイリングで魅了するファッションクロスバイクやミニベロなど、ストリートシーンにおいてFUJIに跨る事は、他者との違いを主張する事。平凡、無難と言った言葉からは隔絶されている世界観が、USER(ユーザー)を着実に増やした。

4年前にFUJIは大きな転機を迎える。グランツールへの参戦FUJIという名が世界中の多くのレースファンの目に飛び込んだ瞬間、このブランドは新たな側面を身につけた。翌年に発表されたカーボンフレームSST。軽くて、堅い。リアルレースマシンが国内外のレーサーから厚い支持を受ける。再熱したリアルの追求は、やがて形を変えて革新というマインドに磨きをかけ、ALTAMIRA、BARRACUDAへと受け継がれていく。

それぞれ目的は異なれども、自転車に対する思い入れは同じ。レースで栄光を勝ち取ろうと思う強い情熱も、生活のパートナーである自転車を愛でることも、そしてFUJIが自転車を送り出す思いも。FUJIにとって、進化するテクノロジーと斬新なデザインの融合は、未来の自転車のありかたをよりリアルに、創造し、革新し続ける事。

では、あなたにとって想い描くリアルとは何ですか?想い描くリアル、それは突きつけられる現実ではなく、こうありたいと思う欲求、願望。その想い描いた姿こそが本当の未来の自分、未来の世界。それはあなたのすぐそばにあるのかもしれない。

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