さて、RAIZはFUJIのラインナップの中で定番のクロスバイクになります。クロスバイクというと一番車種も多く、またスポーツバイクに初めて乗る方が一番最初に思い浮かぶ選択肢になると思います。クロスバイクは値段も似たり寄ったりで何を基準に選べば良いか分からない、、RAIZってどんな特徴があるの?といった疑問をお持ちの方の手助けに少しでもなればと思い製品紹介をさせていただきます。
リムブレーキとディスクブレーキの違い
RAIZを紹介するにあたり、まずはブレーキの違いについてご説明させていただきます。数年前までは市場に出回っているクロスバイクの大半がリムブレーキでした。しかしながらオフロードバイクの興隆に合わせてここ数年、ディスクブレーキを採用したモデルが急激に増えています。RAIZも昨年よりリムブレーキモデルに加えてディスクブレーキモデルをラインナップしております。大きくその違いは「制動力」と「価格」になります。クロスバイクをスポーツのアクティビティとしてだけでなくデイリーユースされる方も増えている現在、制動力は非常に大事な要素になります。ディスクブレーキの魅力はその制動力、単にブレーキが効きやすいということに加えて雨の日でも晴れの日と同等の制動力を期待できます。リムブレーキの場合、特に雨の日は制動力が落ちてしまうことは避けられません。その一方でリムブレーキのメリットはやはり価格になりますね。(重量は若干リムブレーキにアドバンテージがあります)参考までに2022年モデルのRAIZ ディスクブレーキは69,000円に対してリムブレーキは63,000円(共に税抜価格)と6,000円の差があります。ここはどちらが良い悪いではなくどちらを優先するかになってきますが、この値差であれば安全性を考慮してディスクモデルを選ぶ方が年々増えてきている印象です。
ドライブトレイン
RAIZはリムブレーキモデル、ディスクブレーキモデルの双方の駆動系をシマノ製パーツで統一しています。やはり日本が世界に誇るシマノ製パーツの性能、安全性は他に代えがたい物があります。2020年モデルよりクランクがフロントトリプル⇒フロントダブルへ変更されましたがこれも近年の流行りですね。デイリーユースを想定すると16段変速でも十分ですし、何よりメンテナンス性を考えるとフロントダブルがこれからのクロスバイクの定番となりそうです。また細かいところですがPALETTEからRAIZへモデルチェンジした際にセンタースタンドの台座を設けております。
豊富なカラーリング
FUJIのバイクを語る上で外せないのがそのカラーリング。特にABSOLUTEからPLAETTE、RAIZへと続くこのモデルは精悍さや上品さを感じさせる一方で遊び心も感じさせる多種多様なカラーを採用してきました。(時折遊び心が過ぎてしまうこともありますが、、)毎年「これだ!」と決めたカラーが形となり店舗に並ぶその姿を我が子を見るような目で見守ってしまいます。話が脱線しましたが、実際カラーリングで購入を決める方も少なくなく、特に街乗りで使用するクロスバイクはその傾向が強いように感じます。購入を悩んでいる際に色々調べてみたり店員さんの話を聞いたり情報を集めすぎて逆に悩んでしまうこともあります。一目惚れした最初の1台、そのカラーに決めるのも良いかもしれませんね。
カスタム紹介
最後になりましたが製品ページに掲載しているデモバイクのカスタムをご紹介させていただきます。